前回は、「始めるべきところは、終わりのところ、つまり、万物の完成における教会のビジョンである」というR.コールマンの言葉を紹介しました。
私たちは、「終わり」から、つまり「万物の完成における教会のビジョン」を、繰り返して確認することから始めなければならないのです。
私たちは先の見えないように感じる時を過ごしています。趣旨説明文には、「2019年末からコロナ禍に見舞われた社会の生活環境や様式は激変し、キリスト教会もまた、教会のありようや宣教の方策を含め本質的な事柄への問いかけが求められています。ある意味『リ・ビジョン』よりも、むしろ『リセット』という語を意識させられる状況に私たちは生きているのです」とあります。
まさに、私たちの働きが「リ・セット」されたような今こそ、教会に対する神の計画を「リ・ビジョン」していきたいと思います。(小平牧生)